多嚢胞でベジママを飲んでいます。 ただ、血糖値に問題はなく、肥満よ

多嚢胞でベジママを飲んでいます。 ただ、血糖値に問題はなく、肥満より痩せ型なので、血糖値が高めのため多嚢胞なのではありません。
そういう場合は他の葉酸サプリに変えたほうが体にはいいのでしょうか?
葉酸サプリメントについて
初めまして。
解剖学などを教えております山田と申します。
過去には大学OCなどでも妊活講座を長期受け持ってきました。
葉酸に関して論文を踏まえて回答させて下さい。
葉酸は神経管閉鎖障害の予防にために摂取が推奨されていますが、実は、巷で言われている400μg/日程度であれば飲んでも飲まなくても予防という観点からは変わりません。これは厚生労働省の非公開会議においても、この量の摂取において神経管閉鎖障害は予防できていなかった事が確認されています。
日本では奇形予防のためには妊娠前から葉酸を服用する必要があることを知っていた方は64.0%。過去に葉酸サプリメント摂取の経験がある人も72.3%にも及びますが、神経管閉鎖障害の発症率は減少傾向を見せていません。
なぜこういった結果になったのかというと、400μgでは予防効果が高くないからですね。
ランセットに掲載された論文によると400μgでは神経管閉鎖障害のリスク低減率は36%に過ぎないが、5mgでは85%にまで低減率を上げられるといいます。日本の場合は葉酸を多く含む食材の摂取もあることから、36%という数字では上記論文の通りに神経管閉鎖障害を軽減しなかったのです。ですから、本当に神経管閉鎖障害を予防するのであれば、葉酸の必要量は5mgとなります。
ところが、厚生労働省は1000μgを上限としている。これは葉酸はメコバラミンと共に働くからで、葉酸が過剰になるとメコバラミン欠乏貧血を引き起こすからです。
結論として、神経管閉鎖障害を本当に予防したいと考えるのなら、メコバラミンが配合されている葉酸を1日5mg服用するのが好ましいことになります。海外ではこういったサプリメントは数多く見つけられますが、日本では、
エーザイの「ナボリンS」が一番良いと思います。
なぜ、製薬会社は400μgの製品ではなく5mgの製品を出しているのかは以上で理解できると思います。尚、私はこの商品を扱っておりませんので、一部の利益誘導型の回答ではありませんのでご安心を。
補足ではありますが、神経管閉鎖障害の予防のためだけではなく、セリアック病や糖尿病、鎌状赤血球貧血などの病状をお持ちの方や、てんかん治療薬を服用している場合も、海外では1日5mgの葉酸サプリメントが推奨されています。また、5mgの葉酸は兎唇口蓋裂の予防にもつながりることも分かっています。
多嚢胞性卵巣症候群は生活習慣病なので、サプリメントでは改善しません。就寝時間、食事、運動などを中心に改善すると良いですよ。
以上になりますが、あなた様のお悩みが少しでも解消されますように。